気仙沼港は、昭和5年からの漁港修築工事により湾奥部に建設され、昭和10年、魚町に気仙沼町営魚市場が開業しましたが、その後、利用漁船の大型化により、水揚げの増加に対応できる漁港施設の整備が必要となり、昭和31年、新魚市場を移転開業し、昭和44年3月、特定第三種漁港の指定を受けました。
さらに、平成4年度から総工費35億円を投じ整備を進めてきた新魚市場が平成7年5月1日より供用開始されました。
現在、湾奥部の気仙沼漁港区域の東海岸線には、造船企業が集中し、鹿折中心部(新浜・浜・錦町)には冷凍・水産加工場が集中して立地しています。一方、西海岸線には、魚市場背後地における製氷・冷凍・水産加工場、また、商港背後地(気仙沼港湾区域)では、石油基地を中心として、冷凍冷蔵工場等が立地しています。
なお、地方港湾気仙沼港(昭和37年4月指定)は、昭和58年5月1日に、国際貿易港として関税法の指定を受け、現在、5,000トン岸壁3バース、1,000トン岸壁3バース、さらに石油基地専用の3,000トン岸壁3バースを有しています。
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主要水揚げ魚種 |
●さんま(平成18年度実績:29,356トン)
●かつお(平成18年度実績:27,790トン)
●さば類(平成18年度実績:6,298トン)
●まぐろ類(平成18年度実績:5,172トン)
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